【現代インド・南アジアセミナー 受講生による講義記録】講師:脇村孝平

現代インド・南アジアセミナー

講師氏名:脇村孝平「グローバル・ヒストリーとインド:英領期を中心に」
【報告者氏名】森良祐(広島大学大学院)

 脇村先生の講義におかれては、グローバル・ヒストリーの観点から、18世紀まではその経済規模に大差はなかったインドとイギリスにおいてその後植民地支配により大きな格差が生まれたとするナショナリスト史観を批判し、19世紀前半のインドでは輸出構造の変化や富の流出がありデフレーションが進んだが農地の拡大などもみられたこと、19世紀後半にも輸出成長がみられたこと、飢饉の頻発もインフレや環境制約の面から説明できることなどをご教授いただいた。 講義後の受講生からの質問では、グローバル・ヒストリーはどういった手法で分析されるのか、また歴史の中でどの期間を主に研究するものなのか、といったグローバル・ヒストリーという分野の根幹に関わる質疑応答が非常に活発に行われた。

»「現代インド・南アジアセミナー」2014

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