京都大学所蔵の南アジア関連資料

京都大学所蔵の南アジア関連資料2016-03-20T14:04:34+00:00

  南アジア関連の人文科学・社会科学関係資料については日本有数の規模を誇る。

  京都大学におけるインド研究は、長らくインド古典学(1906年「印度哲学史」講座設置、1910年「梵語学梵文学」講座設置)ならびに歴史学(1969年「西南アジア史学」講座設置)が中心であったが、1980年代後半以降は人文地理学や文化人類学からのアプローチが加わり、1998年の「大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)」設置とともに本格的な現代インド・南アジア地域研究が始まった。大学院アジア・アフリカ地域研究研究科では、「南アジア・インド洋世界論」講座、「持続型生存基盤論」講座、ならびに「現代インド研究センター」が協力し、現代インド・南アジア関連の図書・雑誌の精力的な収集に努めている。

コレクション紹介

南アジア・インド洋世界論コレクション
  • 対象地域・国  南アジア全域
  • 内容  京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科関連プロジェクトで購入した図書と雑誌のコレクション。2011年6月現在、南アジア関連の2万2,000冊以上の図書と、南アジア各国の主要雑誌を所蔵している。言語は、日本語文献と英語文献が主であるが、ウルドゥー語図書は900冊近く、ネパール語図書は400冊近く、ヒンディー語、ベンガル語の図書もそれぞれ100冊前後所蔵している。ネパール語の雑誌も所蔵している。収集の経緯は次のとおりである。(1)COE「アジア・アフリカにおける地域編成―原型・変容・転成」(1998-2003)では、インド国家史料、ガンディー・ネルー関係コレクション、南アジア・ナショナリズム史料、インド・センサス資料、などを中心に収集した。(2)21世紀COE「世界を先導する総合的地域研究拠点の形成」(2002-2007)では、ウルドゥー語、ネパール語、ヒンディー語等の現地語書籍ならびにインド・センサス資料約1,000冊等を購入した。(3)グローバルCOE「生存基盤持続型の発展を目指す地域研究拠点」(2007-)では、統計・文化人類学・社会問題についての資料を中心に、現在問題となっている環境に関する資料などについても収集している。また、継続受入中の雑誌には以下のものがある。Economic and Political Weekly、India Review、Indian Economic & Social History Review、Public Culture、Seminar、South Asia Research、South Asia: Journal of South Asian Studies、Studies in History等。
    大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アジア専攻図書室が所蔵・管理運営しているが、スペースの問題から、その多くは附属図書館に配架されている。請求記号「COE-SA||・・・」と「21COE||・・・||SA」の資料である。
  • 利用案内
  • 京都大学「京セラ文庫『英国議会資料』」
    • 対象地域・国  南アジア全域ほか
    • 内容  イギリス議会に提出された各種文書(英国議会資料(British Parliamentary Papers)の下院文書1801年~1986年、上院文書1801年~1922年、および関連文書)を集成した総冊数1万2千冊余、総ページ数800万ページ以上の資料集成。現存するイギリス議会資料のなかでもっとも欠本や損傷の少ないほぼ完全な原本資料集成である。下院文書18世紀~2009年のウェブ版も導入している。京都大学地域研究統合情報センター(CIAS)図書室が所蔵・管理運営。本コレクションの詳細については、「京セラ文庫『英国議会資料』」http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/library/bpp/ 、「京セラ文庫『英国議会資料』近代世界の軌跡を伝える資料集成」http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/library/bpp/detail/ を参照のこと。
    • 利用案内

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