【関連行事】「インド農村社会変容の地域的シナリオ:フィールド調査から考える」[インド農村の長期変動 研究会]

【日 時】2011 年3月5日(土)~6日(日)13:00-

 

【場 所】東京大学本郷キャンパス 法文1号館215号室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html
[趣旨]
インドの農村は、今、どのように変化しているのか? 変化の方向と可能性にはどのような類型があるのだろうか?
今回の研究会では、農村部でのフィールド調査をもとにした報告を中心に、いくつかの地域に注目しながら、フィールド調査からみたインド農村の変化の「質」 に注目して集中的な議論を行います。前回12月の研究会では、大型統計をもとに現代インド農村の変化の「要因」を分析する報告を中心に実施し、おおいに共 通認識が深まりました。今回の研究会ではこの前回の成果を踏まえて、その「要因」が、村という具体的な場で、どのように結合し、誰の生活をどのように変え てきているのか、その結果「村」はどのように変化しているのか、を検討したいと企画しました。また、統計ではとらえにくい人々の認識・情報の変化や「ポリ ティクス」の意味も、積極的に取り上げたいと考えています。対象時期は、長期的な変動も視野にいれながら、1980年代以降の30年間を中心とします。

取り上げる地域は、パンジャーブ州、タミルナードゥ州、そしてビハール州。またジェンダーの視点から、二つの地域を対象とした報告を組み合わせました。地域間の発展の方向を比較するために、以下のような課題を議論できれば、と企画担当は期待しています。

1.農業の発展とその限界:農業開発のリソースは残っているか?
農業の変化と農業を軸とする社会・労働関係の変化
2.非農業部門の発達と雇用市場の変化
3.移動(出稼ぎ、都市移住)など、村の「外」との関わりがもたらす変化
4.教育普及や村の「情報化」:誰が、どのように、そしてどんなインパクトが?
5.開発と地域政治:アイデンティティ、デモクラシー、利益誘導
6.ジェンダー、年齢階層、家族の変化

【問い合わせ先】
企画担当:宇佐美好文、押川文子(osikawa[at]cias.kyoto-u.ac.jp)
申込:東京大学水島研究室 チェン・スーリン(slchien2000[at]yahoo.co.jp)
([at]を@に変えて下さい)

[暫定プログラム 2011/02/02 現在]

3月5日 (土曜日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13:00-13:15 趣旨説明:宇佐美好文
13:15-17:30 第1セッション タミルナードゥ州:「非農業部門」の展開と農村社会
司会    柳澤 悠
基調報告 水島 司 「タミルナード農村の長期変動が意味するのは何か」
報告    藤田幸一 「タミルナードゥ州農村における政府プログラムとその浸透実態
‐マドライ県の事例を通じて‐」
報告    佐藤慶子 「離村プロセスに見られる脱農業化と農村の変化:タミルナード
ゥ州の一村落での調査から」
討論

17:30-18:15 ジェンダー (1)
報告    喜多村百合 「ローカル・ガヴァナンスのジェンダー化と村落変化:ケーラ
ラ州Sパンチャーヤトを事例に」

3月6日 (日曜日)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
09:30-12:00  第2セッション パンジャーブ:「豊かな農業先進地域」の行方
基調報告  宇佐美好文 「NSS雇用失業調査(50次~61次)結果からみえる
Tamil Nadu,Bihar,Punjabの農村就業構造変化(仮)」
報告     杉本大三 「パンジャーブ州における農業技術の変容と農村社会」
討論

13:00-16:15  第3セッション ビハール:「停滞」のなかの変化
報告    押川文子 「稀少な資源を獲得するために:出稼ぎ、教育、階層分化」
報告    中溝和弥 「革命としてのデモクラシー:インド・ビハール州における村落
比較研究」
報告    伊藤高弘 「未定(ヴァイシャーリー県調査から)」
討論

16:20-17:00  ジェンダー (2)
菅野美佐子 「村の女性たちの今:ジェンダーから農村変化を考える」

17:00-18:00  全体討論

【参加対象】:科研(S)・東大拠点関係者
(関係者以外も10名程度まで参加可能です。2/10までに上記チェンまでお申込下さい)

 

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