【HINDAS】「南アジアにおける学校教育と職業の接続」[第4回研究集会]

【日 時】2011年10月22日(土) 13:30~17:30 /2011年10月23日(日)10:00〜16:00

 

【場 所】広島大学大学院文学研究科2階B204大講義室
【主催】人間文化研究機構 現代インド地域研究 広島大学拠点(HINDAS)文部科学省科学研究費(基盤研究(B))「南アジアの教育発展と社会変容」 2011年度第2回研究会京都大学 地域研究統合情報センター 共同研究「学校のなかの『他者』」2011年度第2回研究会広島大学 教育開発国際協力研 究センター(CICE)第145回CICEセミナー(同不順)

【テーマ】
テーマ:南アジアにおける学校教育と職業の接続 ―人々の教育への期待に経済発展は応えているのか?―

【プログラム】
ウェブサイトでもご案内しています http://home.hiroshima-u.ac.jp/hindas/2011_m4.html

【趣旨】
インドをはじめとする南アジア諸国は今、政策担当者や研究者、メガシティの豊かな人々のみならず、市井の人々、貧しい人々、地方の人々をも巻き込んで、教育に熱い視線が注がれる時代(「教育の時代」)を迎えている。このことは、基礎教育がかなりの程度普及しつつあること、また、若い世代の高学歴化が着実に進んでいること、さらに就学前教育から高等教育に至るすべての教育段階で学校が多様化しつつ増加していること、といった近年の統計的事実に顕れている。そして、これらの数字の背景には、裾野を広げつつ高まる、教育を足がかりにした成功への期待がある。 本研究集会の主催グループの一つである科研「南アジアの教育発展と社会変容」(代表者:押川文子)研究チームでは、昨年度から主に南アジア諸国の教育の現代的なあり方に焦点をあてて議論を続けてきたが、今回は議論をもう一歩すすめてみたい。それは、「教育の時代」において変容する南アジアの学校教育制度が職業(経済的機会)とどのように接続しているのかを考えてみることである。 南アジア諸国、とりわけ経済成長が著しい国々では、雇用機会をはじめとする経済的機会のありようも大きく変化しつつあるようにみえる。たとえば、発展著しいインドを例にとれば、ICT 産業、新興の金融業、自動車関連産業を典型とする新しい製造業といった場での新規の雇用が(労働市場全体における量的な位置づけ、あるいはその発展の地域的な偏りなどはともかくとして)続々と登場している。また、経済成長のなか、いわゆる非組織部門/インフォーマル・セクターのある部分も躍進している。このことを念頭におけば、そこでの経済的機会のあり方もまた量・質両面で変容しつつあることも予想される。このような変化は、成功のために教育を求め行動する人々の思いに現時点で十分に応えているのか、あるいは今後応えることできるのだろうか。 本研究会では、以上のような問題意識にもとづき、南アジア諸地域の学校教育研究、そして就業構造や労働市場をめぐる研究の成果を付き合わせ討論を展開したい。

報告者:
敬称略、五十音順 宇佐美 好文(東京大学人文社会系研究科次世代人文学研究センター) 木曽 順子(フェリス女学院大学国際交流学部) 日下部 達哉(広島大学教育開発国際協力研究センター) 佐々木 宏(広島大学大学院総合科学研究科) 弘中 和彦(九州大学名誉教授) 村山 真弓(日本貿易振興機構アジア経済研究所) 柳澤 悠(東京大学名誉教授)
コーディネイター:宇根 義己(広島大学/人間文化研究機)、日下部 達哉、佐々木 宏

 

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