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【KINDAS】 KINDAS研究グループ1-B「南アジアの開放経済」 2016年度第3回研究会

2月 12 @ 1:30 PM - 5:30 PM

 

【日時】 2017年2月12日(日) 13:30~17:30

【場所】 京都大学吉田キャンパス本部構内 総合研究2号館4階 カンフェレンスルーム(AA463)

発表者① 小川道大(金沢大学)
「18-19世紀インド西部の土地利用の変化と開発について:ジャーギール制とライヤットワーリー制に注目して」

要旨:本発表は、植民地化前後のインドにおける土地制度の変化を分析することで、在地社会における土地などの自然環境と人間活動の関係の変化を考察する。具体的には本発表前半部でインド西部ボンベイ管区において、植民地期の新たな地税制度(ライヤットワーリー制)が初めて導入されたインダプール郡に注目し、前植民地期にからの土地制度の変遷を見ながら、なぜ同郡に最初に新地税制度が導入されたかを考察する。18世紀後半のマラーター同盟時代に、インダプール郡はジャーギール制度の下で軍馬の飼育が推進されており、この政策が結果的に新地税制度導入の鍵となったことを示す。後半部では、インダプール郡からボンベイ管区全土への新制度の広がりとインド西部の土地開発・インフラ整備との関係を考察し、インド西部における18世紀後半から19世紀末までの土地利用の在り方の変化を概観する。

 

発表者② 大石高志(神戸市外国語大学)
「現代インドにおけるビーディーの退潮:経済・社会・文化的な歴史ダイナミズムの中での位置づけ」

要旨:ビーディーは、20世紀初頭に登場したあと、その廉価性や軽便性に加えて、シガレットとの間の模造性/差別化を前提とするナショナリズムや中下層民の自己表象にも連動・共鳴しながら普及し、その他のタバコに比肩・凌駕する嗜好品となってきたが、1990年代半ば以降、生産と消費とも急激な退潮に直面している。本報告では、こうした退潮を取り巻く諸要因と帰結を、政府のタバコ抑制政策や中下層の嗜好変化に加えて、タバコ葉生産地である西部インド(グジャラートなど)で19世紀後半以降に進展してきた集約農業(灌漑用水や井戸)や、1920年代以降にテンドゥ葉採集地兼ビーディー完成品製造地となってきたインド中央部(MPなど)でその労働集約的生産を支えてきた農民/下層民/トライブ(多くの婦女子を含む)の副業や季節労働など、歴史的な経済・社会・文化ダイナミズムのなかに位置づける試みを行う。

 

コメント 脇村孝平(大阪市立大学)

 
 
 
 
 
【連絡先】 INDAS-South Asia事務局: indas_office@asafas.kyoto-u.ac .jp
 

 

詳細

日付:
2月 12
時間:
1:30 PM - 5:30 PM
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会場

京都大学本部構内 総合研究2号館AA463(カンファレンス・ルーム)