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【KINDAS group 1-C】「南アジアの資源・環境問題」第1回研究会

2015年6月10日 @ 4:00 PM - 6:00 PM

【日時】2015 年 6 月 10 日 16:00-18:00

【場所】総合地球環境学研究所 セミナー室1・2

中国を含めたアジア諸国では、農業の急速な近代化に伴い、化成肥料や農薬の過剰使用、灌漑システムの整備に伴う水需給の逼迫といった、環境の持続可能性にかかわる問題が顕在化するだけでなく、農業生産を支える農村の自然・社会経済環境も急速に変化している。また、現地住民は食の安全、生活環境の安全に対する高い関心を持っており、農業の持続可能性と人々のウェルフェアを両立させるためには、生産から消費に至るまでの農業システム全体を対象として、学際的視点から研究を進めていく必要があろう。今回の研究会では、中国との関係が深くなりつつあるアジア諸国の農業、農村に関する研究報告を行うとともに、これを踏まえて、中国の環境問題への対応を幅広い視点から検討したい。

【発表者1】佐藤孝宏 (人間文化研究機構 地域研究推進センター研究員)

【発表タイトル】集約的農業の展開と持続可能性 -ベトナム・メコンデルタと南インドの事例から

【要約】近年、急速な経済発展を遂げているモンスーンアジアの国々では、農業の集約化に伴い、その持続可能性に関する様々な問題が顕在化している。本発表では、水資源賦存量の大きく異なる 2 つの地域(ベトナム・メコンデルタと南インド・タミルナードゥ)を事例として、それぞれの地域における農業・農村の変容過程を描くとともに、その持続可能性をどのように考えればよいのかについて、幅広い視点から議論を行いたい。

【発表者2】宮嵜 英寿 (総合地球環境学研究所 研究員)

【発表タイトル】インド、タミル・ナードゥ州南部農村における生業活動と生活の変容

【要約】南インド農村地域における牧畜及び乾燥地農業の変容及び生活変化に焦点を当てて、現地住民近代化農業生産への「適応」を報告する。

【主催】NIHU 現代中国・総合地球環境学研究所・中国環境問題研究拠点 NIHU エコヘルス

【共催】NIHU 現代インド地域研究・京都大学拠点・研究グループ 1「南アジアの人口・資源・環境」

【概要】佐藤氏は、水資源賦存量の大きく異なる2つの地域(ベトナム・メコンデルタ、インド・タミル・ナードゥ)における集約的農業の展開過程を描くとともに、集約化に伴って顕在化してきた諸問題(水資源の不平等な分配、農薬の過剰利用など)について議論を行った。また、自身の勤務経験を踏まえ、このような問題群に国際機関が果たすべき役割についての意見を述べた。宮嵜氏は、インド・タミル・ナードゥ州の半乾燥地域における調査結果から、牧畜経営の実態、農業変容および生活変化に焦点を当てた発表を行った。  

詳細

日付:
2015年6月10日
時間:
4:00 PM - 6:00 PM
イベントカテゴリー:

会場

東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム