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【KINDAS】KINDAS研究グループ1-B「南アジアの開放経済」研究会

6月 25 @ 10:30 AM - 5:00 PM

KINDAS研究グループ1-B「南アジアの開放経済」研究会

 

【日時】6月25日(日)10:30~17:30

 

【会場】京都大学本部構内 総合研究2号館4F カンファレンスルーム(AA463)

アクセス:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r_y/

 

【プログラム】

 

第1部:研究グループ1-B集約会議(10:30〜12:30)

*第1部はグループ1メンバーに限らせていただきます。

報告と会議:大石高志;神田さやこ;脇村孝平;藤田幸一

グループ1-Bの今後の研究の進め方について話し合いと確認を行います。

 

第2部:研究報告(13:30〜17:30)

研究報告①

発表者:川中薫(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 特任研究員)
報告題名:デリー・アパレル産業における縫製工の移動と技術形成
要旨:本発表は、デリーの輸出向けアパレル生産を行う縫製工の就業経路と学習過程
を分析し、地域を移動しながら行われる技術形成のあり方を考察する。2000年代以降
進展した国際的な取引自由化のなかで、アパレル製品の需要は多様化しており、市場
の変動に効率的に対応できる生産流通構造の解明は課題となり続けてきた。デリーは
海外委託生産の段階にあり、多くの請負が見られる。これまで、事業所での組織的な
技術形成や運営改善はほぼ指摘されず、多くの非正規の移動労働力を背景に生産は成
立するとされてきた。しかし、他のインド地域に比べて小規模で単価の高い流行品を
作るデリーでは、輸出品質を保つための技術力が欠かせない。本発表では、アパレル
生産の基層的な人材である縫製工を取り上げ、彼らが都市部で形成するネットワーク
に着目する。そして、インドの生地を使った輸出向けの縫製技術が、そのネットワー
クを通じて伝達され、学習されるという、移動労働力のなかにみられる技術形成のあ
り方を論じる。

研究報告②

発表者:内川秀二(専修大学)
報告題名:インドのアパレル産業における経営者の出身カーストと社会移動
要旨:アパレルの産業集積地であるティルプルとルディアーナーにおけるコミュニ
ティーの役割について論じる。ティルプルは農業カーストであるガウンダー出身の元
労働者が独立して起業し、輸出企業の経営者と成功した事例が数多くみられる。多く
の先行研究が、ガウンダーが同じカーストの出身者を優遇したために、他のコミュニ
ティーが不利な立場に置かれていることを示してきた。しかし、実際に調査をしてみ
ると、コミュニティーよりも信頼関係の方が重要だと経営者たちが認識していた。ル
ディアーナーでも元労働者が経営者になっている事例があり、ティルプルでは非ガウ
ンダーが、ルディアーナーでは商業カースト以外のコミュニティー出身者が、零細企
業として下請をしながら規模を拡大していった事例が考察された。

 

【使用言語】日本語

 

【連絡先】INDAS-South Asia事務局 indas_office@asafas.kyoto-u.ac.jp

詳細

日付:
6月 25
時間:
10:30 AM - 5:00 PM
イベントカテゴリー:

会場

京都大学本部構内 総合研究2号館4F カンファレンスルーム(AA463)