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【関連行事】Veena DAS公開講演会

2016年1月9日 @ 2:30 PM - 5:30 PM

Veena DAS公開講演会
 
■日時 2016年1月9日(土)14:30〜17:30
■場所 京都大学人文科学研究所・4F大会議室
http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/access/access.htm

■ご挨拶 講演者のヴィーナ・ダス教授は、長らくアーサー・クラインマンやマーガレット・ロックらととともに、社会的苦悩について多大な成果を上げてきました。今回はデリーの貧困地区での調査成果の一部を報告します。コメンテータには、現代インド社会研究の第一人者である田辺明生教授と、広島やアウシュヴィッツで調査をしてきたラン・ツヴィゲンバーグ博士にお願いしています。質疑応答の時間も1時間とっていますので、みなさまの積極的な参加をお待ちしています。
なお本講演会は京都大学・人文科学研究所共同研究「トラウマ経験と記憶の組織化をめぐる領域横断的研究」ならびに科学研究費事業・基盤研究(B)「地中海から西・南アジア地域の人々に関わる「名誉に基づく暴力」の文化人類学的研究」の成果の一部です。また「社会的苦悩とトラウマの文化人類学的研究」ワークショップの一部です。

■講演者 ヴィーナ・ダス(Veena DAS) ジョンズ・ホプキンス大学教授
■コメンテータ 田辺明生(京都大学)/ ラン・ツヴィゲンバーグ(Ran Zwigenberg,ペンシルバニア州立大学)
■司会 田中雅一(京都大学)/ アンドレア・デ・アントーニ(立命館大学)

■タイトル 精神疾患と正常化/規範化の権力――インド・デリーの事例から

■要旨 『異常者たち』についてのコレージュ・ド・フランスの講義(1974-75)の中で、ミシェル・フーコーは、主権権力とも規律=訓練の権力とも異なる権力の様式として、正常化/規範化の権力という概念を提案している。私は長年、都市貧民を対象に、デリーで民族誌的研究を行ってきた。そこで集めた精神疾患の事例をいくつか紹介し、検討することでフーコーによる「規範」そのものの概念を問い質したい。カンギレムにちなんでわたしが病理学的規範性と呼ぶ状況に身を置く人々の視点から、病理学的規範性の「正常化/規範化」ゆえに、権力-抵抗という対概念を攪乱する可能性を提起する。この攪乱は、抵抗という概念に含まれるロマンチックな要素に訴えることなく実現可能となるはずである。

■主催 京都大学人文科学研究所(全国共同利用・共同研究拠点「人文学諸領域の複合的共同研究国際拠点」)
■共催 科学研究費補助金助成事業(基盤(B))「地中海から西・南アジア地域の人々に関わる「名誉に基づく暴力」の文化人類学的研究」(代表・田中雅一)

■お問い合わせ: 京都大学人文科学研究所 総務掛
E-mail:annai@zinbun.kyoto-u.ac.jp

詳細

日付:
2016年1月9日
時間:
2:30 PM - 5:30 PM
イベントカテゴリー:

会場

京都大学人文科学研究所4F大会議室