INDAS南アジア写真データベース

南アジアを訪れた日本人研究者の多くは、調査地で、あるいは訪問地で膨大な数の写真を撮影し収集してきました。とくに1960年頃から本格的に可能になった現地調査では、それぞれの研究テーマに即した克明な画像記録が蓄積されました。その対象は、自然や生態から都市・農村の景観、農業やその他の産業、さらに社会、文化、政治にかかわる事象など、広範な領域に及んでいます。今、経済成長のなかで急激な変化を遂げつつある南アジアを考えるとき、これらの写真は「失われつつある近過去の記録」として貴重な意味をもっています。また撮影した研究者の世代交代にともなって、これらの写真の多くの散逸が危惧されています。


INDASでは、6拠点の共同事業として2012年度から、日本人研究者が撮影・収集した写真をデジタル化し撮影地や撮影年など基本情報とともに広く公開するプロジェクトとして、「INDAS南アジア写真データベース(INDAS_PhotoDB)」の構築を進めています。 INDAS_PhotoDBは、各拠点に構築される「拠点写真データベース」と、それらをまとめて検索できる「INDASメタ情報検索システム」の2層構造で運用します。「拠点写真データベース」は、各拠点との関わりの深い研究者の撮影した写真や収集写真を、拠点が設計構築するデータベースです。「INDASメタ情報検索システム」は、一定の書式によって提出された写真ごとのメタ情報を検索するシステムです。
なお、写真の利用については、当該写真を所蔵管理している拠点の提示する利用条件に従ってください。


2012年度は、試験段階として広島大学拠点(HINDAS)と龍谷大学拠点(RINDAS)に「拠点写真データベース」を構築するとともに、京都大学INDASウェブ上に「INDASメタ情報検索システム」試作版を作成・公開しています。今後、参加拠点を増やし、INDAS_PhotoDBの充実を図る予定です。


(INDAS資料整備委員会)

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INDASメタ情報検索システム:検索方法

検索方法は二つ。両方を同時に使うこともできます。いずれか(もしくは両方)で1つ以上の検索条件もしくはフリーワードを記入してください。

  1. 撮影対象や撮影年、被写体の特色を絞り込んで探したい(チェックボックス)
    • チェック項目は15種のブロックでグループ分けされています。
    • 抽出したい項目にチェックを入れてください。
    • 同一ブロック内の複数チェックはOR検索で抽出されます。
    • 異種のブロック間のチェックはAND検索で抽出されます。
    • 各ブロックに配置されている「ALL」ボタンをクリックすると、そのブロック内の全ての項目がチェックされます。(OR検索)
    • 各ブロック内の「CLEAR」ボタンは、そのブロック内全ての項目のチェックが解除されます。
    • Photographerブロックのテキスト項目はプルダウンで候補を選択できます。複数選択するとOR検索で抽出されます。
    • Yearブロックへの入力は4桁の西暦("1980")で入力してください。またハイフンと組み合わせると範囲検索が可能です。("1980-1989"、"1980-"、"-1989")
  2. 地名や人名、思いついた言葉から探したい(キーワード検索)

    Free Words

    • フリー ワード検索のテキストボックスには複数の単語をスペースで区切って入力することが出来ます。その場合はAND検索で抽出されます。
    • 入力する文字種はアルファベット(半角英数)のみになります。

共通項目:検索実行と入力画面の初期化

  • 検索画面の最下部のブロックに検索実行と全ての入力値を消去(初期化)するボタンが配置されています。
  • 「SEARCH」ボタン:検索を実行します。
  • 「CLEAR ALL」ボタン:全てのチェック項目の解除と、入力値の消去を行います。